バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 YouTubeに聴く弦楽合奏の響き、いろいろ

私はくにたちバロックアンサンブルというバロック音楽を専門とするアマチュア弦楽合奏団の指揮をしています。では他の時代の作品に興味がないかというと、もちろんそんなことはありません。もともとアメリカのクラシック音楽に興味を持っていたので、ナディア・ブーランジェ(Nadia Boulanger, 1887-1979)門下のデヴィッド・ダイアモンド(David Diamond, 1915-2005)が作曲した「弦楽合奏のためのラウンズ(Rounds for String Orchestra)」(1944年)などは、学生時代からのお気に入りです。かっこいい。

弦楽合奏といえばイギリスの作曲家たちの作品が数多く思い起こされますが、ジェラルド・フィンジGerald Finzi, 1901-1956)の「弦楽合奏のためのロマンス(Romance)」(1928年)は「チェロ協奏曲(Cello Concerto)」(1951-55年)の第2楽章と共に“フィンジ節”に浸りたいときにはうってつけの作品。

ベーラ・バルトークBéla Bartók, 1881-1945)の「弦楽のためのディベルティメント(Divertimento)」(1939年)は学生時分に某コンクールの課題曲として勉強しました。

同じくイーゴリ・ストラヴィンスキーIgor Stravinsky, 1882-1971)の「ニ調の協奏曲(Concerto in D)」(1946年)は指揮者にとってはフェイク満載の楽しい曲でした。

最後にこちらを。弦楽合奏の作品として、自分で歌いながら指揮してみたい。

ブルーハーツTHE BLUE HEARTS)のこの曲は「Singles 1990-1993」というベスト・アルバムに収録されていることがわかったので早速注文しちゃいました。てへっ。
Singles 1990-1993