2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧
エドワード・エルガー(Edward William Elgar, 1857-1934)の交響曲に関心を持ったのは、25年前にイェフディ・メニューイン(Yehudi Menuhin, 1916-1999)が新日本フィルハーモニー交響楽団を指揮した第148回定期演奏会(1987年3月12日、東京文化会館)で第1…
くにバロ第9回演奏会のビデオをいただいたので、YouTubeにアップしてみた。まずは、ピーター・ヘレンダール「グランド・コンチェルト ト短調 作品3-1」から第1楽章。 Ouverture - Grand Concerto No.1 in g minor / Pieter Hellendaal - YouTubehttp://www.y…
第9回の演奏会が終了し、くにたちバロックアンサンブル恒例の選曲大会が始まった。くにバロでは、演奏曲目を決める際、各自演奏してみたい作品の楽譜を持ち寄り、実際に演奏してみてどんな感じなのかを確かめる。作品の内容的なこともそうだけど、技術的にい…
外は台風4号が猛威をふるっていて、普段聞くことのできないいろんな音が聞こえてくる。力任せに駆け抜けてゆく風の音、あちこちにたたきつけられ飛び散る雨の音、そして建物が軋む音。うわっ! さて、くにたちバロックアンサンブルの来年の演奏会だが、先程…
くにバロの演奏会が終わり、来年へ向けての仕込み中。アマゾンを見てたらおもしろそうなDVDを発見したので入手してみた。CDがおまけでついて、お値段なんと2,290円(エントリー執筆時の値段)。 ターフェルムジークの「ガリレオ・プロジェクト」というのは、…
指揮者としてのジャン=クリストフ・スピノジ(Jean-Christophe Spinosi, 1964- )の姿を見て、「モダン・オーケストラがバロック音楽を演奏する」ということが特別なことではなくなるといいな、と思った。 Baroque & More sous la direction de Jean-Christ…
初めてジェラルド・フィンジ(Gerald Raphael Finzi, 1901-1956)の作品を聴いたのが正確にいつだったか覚えていないが、どの作品の誰の演奏だったかは覚えてる。 Gerald Finzi (Soloist Yo-Yo Ma) Concerto for Cello & Orchestra, Op. 40: II. Andante Qui…
今年の演奏会では、初めてやってみたことがいくつかある。「ドン・キホーテ」の前のMCもそのひとつだが、他にはこんなこと。 D線を基本としたチューニングをやってみた ギターを入れて、いろんな音をだしてみた アンコールのあと、メンバー全員でお辞儀 終了…
2012年6月9日(土)、くにたちバロックアンサンブルでは三鷹市芸術文化センター「風のホール」で第9回演奏会を開催しました。あいにくの雨模様だったにも関わらず、200名程のお客様にお越しいただいたようだ。この場を借りて御礼申し上げます。ありがとうご…
昼飯時、窓の下には2匹の犬を連れて散歩途中のおっちゃん。立ち止まって、袋から何やら取り出してむしゃむしゃ食べてる。そして、キラキラした瞳で飼い主に寄り添う犬2匹。やっぱ、犬の眼にも魅力的に映るんだろうな。 6月から月曜日が休みとなり、朝からYou…
ゲオルク・フィリップ・テレマン「ドン・キホーテのブルレスク Burlesque de Quixotte」の第5曲には「Sanche Panche berné」というタイトルがつけられていて、日本語ではおおむね「かつがれたサンチョ・パンサ」と訳されている。セルバンテスの原作を読むと…