バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

2013-03-01から1ヶ月間の記事一覧

 シューマンとゴドフスキーの編曲によるバッハ「無伴奏チェロ組曲第3番」

ロベルト・シューマン(Robert Schumann, 1810-1856)がJ.S.バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1685)「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ」全6曲にピアノ伴奏を付けているのは有名でディスクも数枚出ているけど、「無伴奏チェロ組曲」全6…

 スピラ・ミラビリスが奏でるシューマン「交響曲第1番〈春〉」

古楽器による演奏が特別なものでもなんでもなくなって久しいが、21世紀のモダン・オーケストラがついに新しい方向を向き始めたかもしれない。「スピラ・ミラビリス Spira mirabilis」という名のオーケストラが演奏するシューマンを聴いてそう思った。 Spira …

 YouTubeに聴くJ.S.バッハのオーケストラ版「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」いろいろ

YouTubeにレオポルド・ストコフスキー(Leopold Stokowski, 1882-1977)が編曲・指揮したJ.S.バッハ「パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582」のヴィデオがアップされてた。この演奏にはリハーサルの映像もあって、ストコフスキーがどのように演奏を組み立てて…

 シューベルト「交響曲第5番」

グレン・グールドのドキュメンタリー映画で、アントン・ウェーベルン門下の作曲家と対話する場面がある。インタビュアーである作曲家は「ウェーベルンはシャイは人物で、音楽もシャイだった」と言うが、それを聞いたグールドは「これがシャイな音楽だって?…

 YouTubeに聴くヴィオラ・アルタの響き

『幻の楽器ヴィオラ・アルタ物語』(平野真敏著)という本を読んだ。「ヴィオラ・アルタ Viola Alta」とは、ボディの長さが47cmの大型ヴィオラ。ドイツのヴィオラ奏者ヘルマン・リッター(Hermann Ritter, 1849-1926)が1876年に発表した「ヴィオラの改良種…

 ラフマニノフ「チェロ・ソナタ ト短調 Op.19」

ラフマニノフ(Sergei Rachmaninoff, 1873-1943)なんてめったに聴かないんだけど、「チェロ・ソナタ ト短調 Op.19」だけは別。1901年、つまり20世紀の始まりとともに生まれ落ち、聴きようによってはピアノ協奏曲や後の交響曲第2番が描き出した世界をチェロ…

 ガーディナーとORRによるドビュッシー「ペレアスとメリザンド」

ずっと探し続け、ようやく出会った。ジョン・エリオット・ガーディナー(John Eliot Gardiner, 1943- )がオルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティック(Orchestre Révolutionnaire et Romantique)を指揮したドビュッシーのオペラ「ペレアスと…

 METライブビューイングで観た「リゴレット」

休みの日だというのに早起きして職場のブログを更新、あたふたと家を出て上演10分前くらいに会場に到着。そしたら新宿ピカデリーで自分が座るはずのあたりに、ずらっとおばちゃんたちが座っているわけですよ。その列の中にひとつだけ空いているところがあっ…

 レジナルド・グッドオールが指揮するヴァーグナーとブリテン

近所の中古CD屋でレジナルド・グッドオール(Sir Reginald Goodall, 1901-1990)が指揮するヴァーグナーの楽劇「神々の黄昏」第3幕抜粋を発見。聴いてみたら想像していたより良かった。1972年の年末に2日間にわたってロンドンのガイルズ教会で行われたセッシ…

 日々雑感

工事魔、多し。もとい、好事魔多し。こないだの日曜日にくにバロの小さなステージがあって、「よーし、今日は気合い入れまくるぞー」とか言ってたら、楽譜を入れた鞄の中で水筒からお茶があふれ出てたとか、練習会場で使うはずのスリッパを忘れて足下から冷…

 いずみ春の祭典のステージへ向けて

「信じてーいーれば〜、きっとー伝ーわーる−」。明日はそうだといいな、ほんとに。 HY 一番近くに 歌詞付き♪【高画質】 - YouTubehttp://www.youtube.com/watch?v=XLWIAxPRwLc くにたちバロックアンサンブルは1992年に産声をあげた。最初の練習のことはよく…