バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

2012-05-01から1ヶ月間の記事一覧

 ラモー「カストルとポルックス」

どういう星の巡り合わせか知らないけど、偉いさんたちの会合に出る羽目になり、午後丸の内へ。雨が降る前に無事終了したのはラッキーだったかも。なんせ、一張羅のスーツを着ていたわけで。 丸の内というのは、いくつかの時代のスタイルが混在する街になって…

 ジョン・アイアランド「Spring Sorrow」

出口というのは、いつも何かしら小さなものであるらしい。 Spring Sorrow by John Ireland - YouTubehttps://www.youtube.com/watch?v=MgW7azHNh7s ジョン・アイアランドの歌曲に「Spring Sorrow」というのがあって、ジュリアン・ロイド・ウェッバーがチェロ…

 ドン・キホーテの眠り!?

くにたちバロックアンサンブル第9回演奏会が迫っていて、今、テレマン「ドン・キホーテのブルレスク Burlesque de Quixotte」のスコアを見直している。この作品は、ミゲル・デ・セルバンテス(Miguel de Cervantes Saavedra, 1547-1616)の有名な「ドン・キ…

 グレインジャーのアレンジによるダウランド「今こそ別れねばならぬ」

ジョン・ダウランド(John Dowland, 1563-1626)に「今こそ別れねばならぬ Now, oh now I needs must part」という曲がある。1597年に出版された「歌曲集第1巻 First booke of songs or ayres」の第6曲。「メランコリー」を身にまとった作曲家らしく、こんな…

 光の輪

やはり「光」というのは不思議な力がある。もちろん昨日(2012年5月21日)の金環日食のことなのだが、形が欠けてきた時に太陽から放たれる「光のありよう」というのは独特の妖しさというか、心をまるごと持って行かれそうな危うさがあるな、と思った。いつも…

 フィッシャー=ディースカウ追悼

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau, 1925-2012)が亡くなったそうだ。心からご冥福をお祈りしたいと思う。 彼の名前を聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはりロラン・バルトの「声のきめ」というエッセイ。そして、次に思…

 テレマン「ドン・キホーテのブルレスカ」

「くにたちバロックアンサンブル第9回演奏会」で演奏するテレマン「ドン・キホーテのブルレスカ」。先日聴いたCDがちょっとおもしろかったのでメモ。 演奏しているのは「Les Esprits Animaux」というオランダを拠点として活動している若い古楽器アンサンブル…

 Klassisk saertog - nyd musikken

「音楽ってなんだろうな」と思うことがある。音楽は何でもない時間の中に、特別な時間を作りあげる。 Flash mob in the Copenhagen Metro. Copenhagen Phil playing Peer Gynt. - YouTubehttp://www.youtube.com/watch?v=gww9_S4PNV0 このビデオで地下鉄に乗…

 ピエール=ロラン・エマール「アフリカン・リズム」

YouTubeにアップされてるビデオに触発され、ピエール=ロラン・エマールの「アフリカン・リズム African rhythms」というアルバムを入手。 Bossobe - Aka Pygmies - YouTubehttp://www.youtube.com/watch?v=xvKDhArxdnA クラシックのアルバムでアフリカンな…

 月の光の、そのまた向こう

窓を開けたら月がひときわ大きく輝いている。NASAのビデオによると、この「スーパームーン」は今年の他の満月より14%大きくて、30%も明るいらしい。 ScienceCasts: The Super Moon of May 2012 - YouTubehttp://www.youtube.com/watch?v=kOplwuMTyS4 デジカ…

 ごーるでんな週間に身の回りで起きている出来事

4月29日から連休狭間の5月2日にかけて、バラバラに1件ずつ発注していたCDが連続して送られてきた。総計89枚。うち85枚はボックス・セットのアレだから、件数としては5件。というわけでGW後半は忙しい毎日。 ジェラルド・フィンジ「合唱曲集」 - フィンジ・シ…