バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

 ヘレンダールとか譚盾とか

来週の日曜日、2013年3月3日に「第23回いずみ春の祭典」のステージがある。今年くにたちバロックアンサンブルで演奏するのは、ピーター・ヘレンダール(Pieter Hellendaal, 1721-1799)「グランド・コンチェルト第3番ヘ長調 作品3-3」。昨日最後の練習があり…

 ヴォーン=ウィリアムズ「音楽へのセレナード」

音楽はどんな力を持っているんだろう。ヴォーン=ウィリアムズ(Ralph Vaughan Williams, 1872-1958)の「音楽へのセレナード Serenade to Music」を聴きながらそう考えた。 Serenade to Music, Ralph Vaughan Williams - YouTubehttp://www.youtube.com/wat…

 ウィスペルウェイが弾くレーガーとバッハ

なんとか仕事にけりを付けて、開演3分前に会場に到着。そしたら東京文化会館小ホールで自分が座るはずのあたりに、ずらっとおっちゃんたちが座っているわけですよ。その列の中央にひとつだけ空いているところがあって、そこが私の席だ。どうだ、まいったか。…

 ブリテン「戦争レクイエム」いろいろ

東京都交響楽団がベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten, 1913-1976)「戦争レクイエム」を演奏する。公演日は6月18日、東京文化会館で。 第753回 定期演奏会Aシリーズ│東京都交響楽団http://www.tmso.or.jp/j/concert_ticket/detail/detail.php?id=619 …

 サン=サーンス「バソン・ソナタ」再び

1年前と1日前にフレンチ・バソンの神様モーリス・アラール(Maurice Allard, 1923-2005)が演奏するサン=サーンス(Camille Saint-Saëns, 1835-1921)最晩年の作品「バソン・ソナタ ト長調 作品168」について書いた。アラールの奏する木製サックスのような…

 トマジのコルシカ民謡による声楽曲

NMLは平日の午前0時に「新着タイトル」を更新するので、日付が変わった頃合いを見計らって、どんなアルバムが追加されたのかをつらつら眺めるのが日課となっている。 先週追加された中にフランスの作曲家アンリ・トマジ(Henri Tomasi, 1901-1971)の声楽曲…

 日々雑感

仕事の帰り、新宿駅から混雑する中央線に乗り換える。誰ともわからない人達と、通勤電車の入り口に吸い込まれる。数というのは数え方で変化するので、「多くの」と言ってしまえばそれっきりだが、「ひとり」の人間が何百人と言うこともできる。私は自分以外…

 ラフマニノフ「交響曲第2番」

どこまでもだらだら続くことで有名なラフマニノフ「交響曲第2番 ホ短調 作品27」。YouTubeにアップされている尾高忠明氏とBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の演奏がとても素晴らしかったのでリストにまとめてみた。 Rachmaninov - Symphony No. 2 - Otaka,…

 尾高忠明氏とBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団が奏でるヴォーン=ウィリアムズ「タリスの主題による幻想曲」

昨年のプロムスで気になっていたコンサートのひとつ、尾高忠明氏が率いるBBCウェールズ・ナショナル管弦楽団(BBC National Orchestra of Wales)のイギリス音楽の夕べ。2012年7月31日、ロイヤル・アルバート・ホールでの演奏会からヴォーン=ウィリアムズ(…

 フライブルク・バロック・オーケストラと啓蒙時代管弦楽団の合体ヘンデル・コンサート

というわけで、ゴットフリート・ファン・デア・ゴルツ率いるフライブルク・バロック・オーケストラ(Freiburger Barockorchester:FBO)とレイチェル・ポッジャー率いる啓蒙時代管弦楽団(Orchestra of the Age of Enlightenment:OAE)というふたつの古楽器…

 フライブルク・バロック・オーケストラのJ.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲」

さっきの地震はびっくりした。ちょうどYouTubeでゴットフリート・ファン・デア・ゴルツ(Gottfried von der Goltz, 1964- )が率いるフライブルク・バロック・オーケストラのヴィデオを見ている最中だった。曲目はJ.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲」全…