バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 ワッセナール伯(ヴァッセナール伯)の楽譜、準備完了。

前回のエントリーで作業中だったワッセナール伯(Count Unico Wilhelm van Wassenaer, 1692-1766)の「コンチェルト・アルモニコ(Concerti Armonici)」第4番ト長調ですが、楽譜の準備がようやく完了しました。スコアに書き込んだ様々な情報を、8つのパート譜それぞれに写してゆくのは手間でしたが、作業中に楽譜の誤りを見つけることができたので「まぁ、よかったかな」という感じです。
この準備作業を通じて、「コンチェルト・アルモニコ」のモチーフやフレージングはかなり明快に割り切れることがわかりました。また、ワッセナール伯は楽器のことを非常によく理解している人のようで、第1楽章のようなホモフォニックなところでは4つのヴァイオリン・パートをうまく使って、ゴージャスな響きから繊細な響きまで様々な音色を使い分け、第2,4楽章のようなポリフォニックなところでは8つのパートをうまく組み合わせて、音量のバランスをとっていることもわかりました。
恐るべし「コンチェルト・アルモニコ」。

パート譜いろいろ