バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 素晴らしきかな、この世界

 手持ちのCDを使ってフィリップ・グラス作品撰集を作ってみた。グラス以外の作品もちょこっと入れて、まあまあな出来かな。

  1. P.スカルソープ「マラノア・ララバイ」
    グラスの作品撰集なのに、いきなり別人の曲でスマン。プレイリスト最後の曲とアーチを結ぶ、ちょうど額縁のような感じ。→ 関連エントリー

    Maranoa Lullaby: Maranoa Lullaby
  2. K.ヴォランズ「弦楽四重奏曲第3番《ソングラインズ》」から第3楽章は
    南アフリカの作曲家ケヴィン・ヴォランズの余白のある音楽。前菜として。→ 関連エントリー

    Volans;String Qrts.Nos.2&3
  3. P.グラス「弦楽四重奏曲第2番《カンパニー》」
    最初に聴くグラスの作品は、やはりクロノス・クァルテットのクールでクリスタルな演奏。これはまだエントリーを書いてないな。

    Music of Glass Hendrix & Others
  4. M.デュリュフレ「慈しみと愛のあるところ」
    ふと思いついて混ぜ込んでみた。箸休め。→ 関連エントリー

    Requiem Motets
  5. P.グラス「Agauas da Amazionia」より Tiquiê River, Japurá River
    アフリカのアンサンブル、ウアクチ Uakti がグラスの作品を演奏して話題になったアルバム。

    Philip Glass: Agauas da Amazionia
  6. P.スカルソープ「アイランド・ドリーミング」
    1曲目と同じオーストラリアの作曲家ピーター・スカルソープの作品。原野に響くような歌声と弦楽四重奏による響きは、遙かなる大地を思わせる。

    Maranoa Lullaby: Maranoa Lullaby
  7. P.グラス「弦楽四重奏曲第4番《Buczak》」より第1楽章
    グラスっぽいアルペジオ満載。ナイマンの「蜜蜂」もそうだけど、ミニマルの中の人って7拍子が好きなんだな。

    Performs Philip Glass
  8. P.グラス「The Windcatcher Part III」
    グラスとバロック時代のイタリアの作曲家T.メールラ(1594/1595-1665)の作品を1枚に収めた「タイムレス」というアルバムから。古楽器も参加して、静謐なアルペジオの世界。

    TIMELESS
  9. P.グラス「サティアグラハ」より第3幕第3部 Evening Song
    オペラの最後で、ガンジーがソロで歌うところ。オペラ全曲盤を入手したので音源をグラスのベスト盤から差し替え。歌手がR.クロフトでないのがとても残念。→ 関連エントリーその1その2その3その4その5

    Glass: Satyagraha (Complete)
  10. What a Wonderful World
    ギターのアルペジオで始まるこの曲は、「マラノア・ララバイ」の最後と同じ音程でルイ・アームストロングが「オ〜、イェ〜」と歌って終わる。調性も同じだし、この2曲は不思議な縁でつながっているとしか思えない。 → 関連エントリー

    What a Wonderful World

 こうやって見ると、アルペジオと反復の音楽を通じて、いろんな世界が自然と集まってきた感じがするな。素晴らしきかな、この世界。
 あ〜、今晩はアルペジオに囲まれる夢を見そうだ。思いっきり、見そうだ(笑