素晴らしきかな、この世界
手持ちのCDを使ってフィリップ・グラス作品撰集を作ってみた。グラス以外の作品もちょこっと入れて、まあまあな出来かな。
- P.スカルソープ「マラノア・ララバイ」
グラスの作品撰集なのに、いきなり別人の曲でスマン。プレイリスト最後の曲とアーチを結ぶ、ちょうど額縁のような感じ。→ 関連エントリー - K.ヴォランズ「弦楽四重奏曲第3番《ソングラインズ》」から第3楽章は
南アフリカの作曲家ケヴィン・ヴォランズの余白のある音楽。前菜として。→ 関連エントリー - P.グラス「弦楽四重奏曲第2番《カンパニー》」
最初に聴くグラスの作品は、やはりクロノス・クァルテットのクールでクリスタルな演奏。これはまだエントリーを書いてないな。 - M.デュリュフレ「慈しみと愛のあるところ」
ふと思いついて混ぜ込んでみた。箸休め。→ 関連エントリー - P.グラス「Agauas da Amazionia」より Tiquiê River, Japurá River
アフリカのアンサンブル、ウアクチ Uakti がグラスの作品を演奏して話題になったアルバム。 - P.スカルソープ「アイランド・ドリーミング」
1曲目と同じオーストラリアの作曲家ピーター・スカルソープの作品。原野に響くような歌声と弦楽四重奏による響きは、遙かなる大地を思わせる。 - P.グラス「弦楽四重奏曲第4番《Buczak》」より第1楽章
グラスっぽいアルペジオ満載。ナイマンの「蜜蜂」もそうだけど、ミニマルの中の人って7拍子が好きなんだな。 - P.グラス「The Windcatcher Part III」
グラスとバロック時代のイタリアの作曲家T.メールラ(1594/1595-1665)の作品を1枚に収めた「タイムレス」というアルバムから。古楽器も参加して、静謐なアルペジオの世界。 - P.グラス「サティアグラハ」より第3幕第3部 Evening Song
オペラの最後で、ガンジーがソロで歌うところ。オペラ全曲盤を入手したので音源をグラスのベスト盤から差し替え。歌手がR.クロフトでないのがとても残念。→ 関連エントリー:その1、その2、その3、その4、その5 - What a Wonderful World
ギターのアルペジオで始まるこの曲は、「マラノア・ララバイ」の最後と同じ音程でルイ・アームストロングが「オ〜、イェ〜」と歌って終わる。調性も同じだし、この2曲は不思議な縁でつながっているとしか思えない。 → 関連エントリー
こうやって見ると、アルペジオと反復の音楽を通じて、いろんな世界が自然と集まってきた感じがするな。素晴らしきかな、この世界。
あ〜、今晩はアルペジオに囲まれる夢を見そうだ。思いっきり、見そうだ(笑