バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 モーツァルト「交響曲第39番」「交響曲第40番」

 昨日のエントリーを補うものとして。

 ムジークフェラインにおけるモーツァルト没後200年記念演奏会(1991年12月5日)から、ニコラウス・アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団の演奏で、モーツァルトの「交響曲第39番」と「交響曲第40番」。

 こうやって並べて聴いてみると、3曲それぞれの世界が互いに絡み合いながら存在しているのがよくわかる。その中でも、40番と41番がなんとなく対になっているような感じをうけるのが興味深い。たとえば、アーノンクールが言うように、40番は最終楽章の方が遅く、41番はその逆で最終楽章の方が速いというシンメトリーを描いているとか。