バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 フィリップ・ハインリヒ・エルレバッハ - ふたたび

 前回エルレバッハのエントリーに埋め込んだYouTubeの演奏がよさそうだったので、「ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ通奏低音のためのソナタ」全6曲を収録したCDを取り寄せてみた。

 6曲全部を聴いてみて、やはりエルレバッハの音楽には愛らしい語り口があると思った。それはメロディアスなパーセルの劇音楽とは違って、まさに親しいひとを相手にしたときの「語り口調」なんだな。話し相手を見つめる視線は柔らかく想いに満ちていて、「きっと話をしている二人の気持ちは、これ以上ないほど通じ合っているんだろう」と思わせるものがあってなかなかよろしい。
 YouTubeに第3ソナタの抜粋があったので、前回のシャコンヌとともにメモ。「序奏」があれば全曲そろったのに、ちと残念。

 
 
 プレイリストはこちら。
http://www.youtube.com/playlist?list=PL95AFE5E3E8BA2A4A