イギリスの弦楽合奏曲いろいろ
最近、またイギリス音楽を聴くことが多くなってる。とは言っても弦楽合奏曲ばかりだけれど。たとえばこれ。ジョン・アイアランド(John Ireland, 1879-1962)作曲「ダウンランド組曲 Downland Suite」。金管バンドのための曲を弦楽合奏に編曲したもの。
- John Ireland - A Downland Suite - 3rd Movement (Minuet) - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=XUPLaj0RrrU
ジョン・ヘブデン(John Hebden, 1712–1765)はチェリスト、ファゴット奏者としても活躍したバロック時代の作曲家(→ Wikipedia)。パーリー・オブ・インストゥルメンツの主催者ピーター・ホルマンによって再発見された「弦楽のための協奏曲 作品2」は例によって6曲からなるが、特に第2番ハ長調の第1楽章は対位法的な展開がおもしろい。パート譜は入手済みで、いつか演奏してみたい曲のひとつ。
- J. Hebden: Op. 2 n. 2 / Concerto for violin, strings & b.c. in C major (1749c.) / Cantilena - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=PfwrHplzLXM
ウィリアム・ウォルトン(Sir William Walton, 1902-1983)が映画「ヘンリー五世」のために作曲した「Touch her Soft Lips and Part」には「彼女の唇に触れて別れなん」という邦題がついてる。少しでも触れてしまうと、どこか遠くへ消えてしまいそうな、そんな感じ。
- Walton: Touch her soft lips and part from Henry V Suite - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=woF5lrs_1OE