バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 イギリスの弦楽合奏曲いろいろ

 最近、またイギリス音楽を聴くことが多くなってる。とは言っても弦楽合奏曲ばかりだけれど。たとえばこれ。ジョン・アイアランド(John Ireland, 1879-1962)作曲「ダウンランド組曲 Downland Suite」。金管バンドのための曲を弦楽合奏に編曲したもの。

 ジョン・ヘブデン(John Hebden, 1712–1765)はチェリストファゴット奏者としても活躍したバロック時代の作曲家(→ Wikipedia)。パーリー・オブ・インストゥルメンツの主催者ピーター・ホルマンによって再発見された「弦楽のための協奏曲 作品2」は例によって6曲からなるが、特に第2番ハ長調の第1楽章は対位法的な展開がおもしろい。パート譜は入手済みで、いつか演奏してみたい曲のひとつ。

 ウィリアム・ウォルトン(Sir William Walton, 1902-1983)が映画「ヘンリー五世」のために作曲した「Touch her Soft Lips and Part」には「彼女の唇に触れて別れなん」という邦題がついてる。少しでも触れてしまうと、どこか遠くへ消えてしまいそうな、そんな感じ。