バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 ヘレンダールとか譚盾とか

 来週の日曜日、2013年3月3日に「第23回いずみ春の祭典」のステージがある。今年くにたちバロックアンサンブルで演奏するのは、ピーター・ヘレンダール(Pieter Hellendaal, 1721-1799)「グランド・コンチェルト第3番ヘ長調 作品3-3」。昨日最後の練習があり、そこそこ安定した演奏ができそうな気がしてきた。今回は強力な助っ人にご協力いただいているということもあるが、コンミスのソロが一皮むけたような感じになったのがうれしい。本番では肩の力を抜いて、思う存分弾ききってほしいぞ。面と向かって言うと無駄に気負うだろうから、本人には言わないけど。
 NHK交響楽団の定期公演で譚盾(タン・ドゥン)が指揮台にのぼり新作を振るというので楽しみにしていた。昨日から一般販売が始まり、N響のサイトを見てみたら残席「僅少」とか出てる。あらま、タン・ドゥンって人気あるんだ。

 YouTubeでパーカッション協奏曲「The Tears of Nature」の断片を観たら、無性に実演を聴きたくなった。ものすごく魅力的な作品。N響の定期公演では東日本大震災津波による悲劇を描いた第2楽章だけしか演奏されないようだが、いつか「紙の協奏曲」「古筝と弦楽オーケストラのための協奏曲」と一緒に、「タン・ドゥン3大コンチェルト」とかやってくれないかな。