バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 ターフェルムジーク・バロック・オーケストラとプリヴァーテ・ムジケの来日公演

 くにバロ第10回演奏会の会場でリハーサルの空き時間にコンサートのちらしを見ていたら、ターフェルムジークバロック・オーケストラ(Tafelmusik Baroque Orchestra)が「風のホール」で「ガリレオ・プロジェクト」(The Galileo Project: Music of the Spheres)をやるらしい。2013年11月16日(土)17時から風のホールで。これは凄いぞ!

 以前に紹介したヴィデオでは語り手役の役者が出演していたが、来日公演では日本の俳優さんがその役を務めるようだ。また、関連するレクチャー(「太陽王ルイ14世とフランスの舞台音楽」とか)などもあり、なかなか充実した企画となっている。リュリやラモー、ヴィヴァルディなんかを普段よりも楽しく聴くことができるのではないかな。

 そのガリレオ・プロジェクトの前日11月15日(金)には、銀座の王子ホールでプリヴァーテ・ムジケ(Private Musicke)のライヴがある。共演する歌手はマグダレーナ・コジェナー(Magdalena Kožená, 1973- )。

 バロック・ギターやテオルボ、コラシオーネ(Colascione)等のアンサンブルという、その筋のマニアにはたまらないコンサートになるのではないか。彼らが演奏するちょっとおしゃれなチャッコーナが聴けると思うだけで、ぞくぞくする。

 今年の11月にはジャン=ギアン・ケラスのブリテン・バースディ・コンサートも予定されていて、今までになく忙しい秋になりそう。まずはチケット予約をがんばる。