パーセル「アーサー王」組曲
あ〜、さぁ〜?おーっ!
昨日の午前中は、くにバロの「選曲大会」3回目ということでヘンデル「ロドリーゴ」序曲とパーセル「アーサー王」組曲を試演。やってみるとパーセルの出来が断然良く、あえなくヘンデルは敗退。あとで考えると、パーセルの方が時代的にリュリに近く、演奏会全体のまとまりという点でよかったのかもしれない。そういえば、弾き方のわからない曲を「リュリだと思って弾いて」と言ったら本当にそうなったし。やっぱ、くにバロはリュリが大好きらしい。
とは言え、「アーサー王」はパーセルらしいフレーズがあちこちで顔を出すのがおもしろい。シャコンヌのような定型で進んでいくような曲でも、「それ、パーセルの違う曲で聴いたことがある」ようなフレーズ満載。たとえば、下のヴィデオの33〜36秒みたいな1小節。
- Henry Purcell - King Arthur - First Music Chaconne - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=NfD5HshqHps
くにバロは弦楽合奏団なのでトランペットが活躍するような曲は演奏できないけど、できるだけ変化に富んだ内容にしたいと思ってる。シャコンヌではなくパッサカリアを最後に演奏しているフライブルク・バロック・オーケストラの選曲はとても参考になるので、メンバーの皆さんはよく聴いておくように。
- Purcell: Suite from King Arthur - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=hHt_RPVg_E0
というわけで、そこんとこどうぞよろしくです。