Gigantorの「Tsubomi」が好きだ
「タモリ倶楽部」の「日本語カバーに果敢に挑んだ外国バンドの日本語力を検定!!」を観て、グランプリを取った“Gigantor”のCDを思わず発注してしまった。
- Gigantor - Studio 2009 (Music: "Tsubomi" by Kobukuro) - YouTube
http://www.youtube.com/watch?v=TnV99hWS4Co
コブクロの「蕾」はしっとりとしたバラードのオリジナルしか知らなかったが、スカッとしたパンクっぽいアレンジでまっすぐに歌われるとぐずぐずした気持ちが吹っ飛び、いきなり前向きな笑いが湧き起こってくる。夢というのは実現するのを待つのではなく、自分の手でつかみ取るもんなんだな。そんな感じにさせるところが凄い。
“Gigantor”というのは、「鉄人28号」の輸出用タイトルなんだそうだ。彼らの音楽をジャンル分けすると、「メロディック・パンク」に分類されるらしい。へぇ、そんなのがあるんだ。Wikipediaを見ると「メロディック・パンク(ポップ・パンク)」とあって「オリジナルパンクに比べてメロディアスで聴き易いパンク・ロック」のことをそう言うとある。ちょっと前にGigazineで記事になっていた“100 Years of Rock Visualized”だと、「ポップ・パンク」はこのあたり。
ちなみに、コブクロが歌った「蕾」はこちら。そこにある世界が180度変わってしまうんだから、音楽っていうのは本当におもしろいな。それが可能になったのは、原曲のクオリティが高く、豊かな包容力を持っていたからだろう。ああ、ツービートの乾いたドラムの音に載って、今にも咲きそうな蕾が舞っているかのようだ。つかみ取れ!