バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

　デンマーク弦楽四重奏団が奏でるベートーヴェンの響き

その他の音楽

　自分の中で超話題のデンマーク弦楽四重奏団（Den Danske Strygekvartet）。YouTubeにベートーヴェン「弦楽四重奏曲第12番変ホ長調Op.127」のヴィデオがあったので観てみたら充実度が凄かった。いきなりノン・ヴィブラートで鳴らされる和音の力強さにノックアウト。

　で、ヴィデオを途中まで観て気がついたんだが、ここでファースト・ヴァイオリンを弾いている兄さんは、北欧民謡をアレンジした曲ではセカンドを弾いていたのではないか？

　検索してみたら、この兄さんはフレデリク・オーランド（Frederik Øland）という方で、コペンハーゲン・フィルに4人いるコンサートマスターのうちの一人なんだそうだ。妙にアンサンブルがしっかりしていると思ったら、トップの席から合奏をまとめることをよく理解している人なんだな。ちなみに、カルテットでファーストを弾いているRune Tonsgaard Sørensen氏もコンマスに名を連ねている。

　コペンハーゲン・フィルといえば、地下鉄の車内でグリーグを演奏するフラッシュ・モブのヴィデオが有名だが、二人とも映ってるっぽい。

　デンマーク弦楽四重奏団の新しいアルバム「Wood Works」は、いくら待っても日本のアマゾンでCDが登録される気配がないので、Amazon.co.ukから取り寄せることにした。入手できたら北欧の作品を集めたプレイリストを作ってみようと思ってる。