バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

2010-01-01から1年間の記事一覧

 メンデルスゾーン「交響曲第3番“スコットランド”」

昨年はフェリックス・メンデルスゾーン(Jakob Ludwig Felix Mendelssohn Bartholdy, 1809-1847)の生誕200年という記念の年でした。 メンデルスゾーン生誕200年〔ドイツ大使館〕http://www.tokyo.diplo.de/Vertretung/tokyo/ja/09__D_20Info/PD/Ku/Musik/Me…

 シェーンベルク「室内交響曲第1番」、ただし・・・

シェーンベルクの「室内交響曲第1番 作品9」は15人の奏者のための作品だということは有名ですが、フル・オーケストラ版があるということはあまり知られていないのかもしれません。 アーノルト・シェーンベルク・センターの「Kammersymphonie fur funfzehn So…

 ストコフスキーが指揮する「マイスタージンガー」

レオポルド・ストコフスキーを聴きはじめてから、すでに30年以上の時が経とうとしています。もちろん実演に接したことはありませんが、SPレコードの復刻に熱心に取り組んでいたイギリスのビダルフやパールなどのレーベルからCDが出る度に、入手しては聴いて…

 リュリあれこれ

ジャン=バティスト・リュリ。 くにたちバロックアンサンブルでは、「アルミード」のパッサカーユと「ファエトン」のシャコンヌを演奏しています。現在の所、くにバロで取り上げたフランス・バロックの作品はこの2曲だけですが、リュリの音楽にはとても気高…

 21世紀のオーケストラとモーツァルト

今から19年前の1991年、モーツァルト没後200年の記念の年に、老舗の楽譜屋さん「アカデミア・ミュージック」の情報誌『アカデミア・ニュース』に一文を寄稿させて頂きました。 当たり前の話ではありますが、当時何らかの反響があったわけではありません。で…

 ヘンデル「合奏協奏曲イ短調 作品6-4」の演奏を終えて

年末の大掃除をしていたら「くにたちバロックアンサンブル 第6回演奏会」(2009年5月10日、ウィーンホール)でのスピーチ原稿が出てきました。せっかくなので、一部加筆修正を施し、ここに記録として残しておくことにします。 今年2009年はパーセルの生誕350…

 あけましておめでとうございます。

いろいろあった2009年も無事に終わり、新しい2010年という年がやってまいりました。 今年も3月に「いずみ春の祭典」、それから5月に「第7回演奏会」があります。 今回のコレルリは2006年に次いで2度目の演奏となりますが、コンチェルティーノのメンバーが入…