バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

2013-01-01から1年間の記事一覧

 日々雑感

タートル・アイランド・クァルテット あるブログで若き日のタートル・アイランド・ストリング・クァルテットのライヴを紹介していて、観てみたらやっぱり凄かった。ダロル・アンガー(Darol Anger)のヴァイオリンもぶっ飛んでるけど、マーク・サマー(Mark …

 パーセル「アーサー王」組曲

あ〜、さぁ〜?おーっ! 昨日の午前中は、くにバロの「選曲大会」3回目ということでヘンデル「ロドリーゴ」序曲とパーセル「アーサー王」組曲を試演。やってみるとパーセルの出来が断然良く、あえなくヘンデルは敗退。あとで考えると、パーセルの方が時代的…

 ヘンデル「ロドリーゴ」序曲

うちの職場は土曜が出勤日なので、ただ今、三連休の最終日。奈落と呼ばれるPCのとなりに机を出して、くにバロで使う楽譜の作成中なのだよ。いつものように、小節番号のついてないヘレンダールのパート譜には小節数を書き込み、フレーズの切れ目やらアーティ…

 ベンジャミン・ブリテンいろいろ

今年(2013年)が生誕100年となるベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten, 1913-1976)。オールドバラ音楽祭では、彼の代表作であるオペラ「ピーター・グライムズ」をスネイプ・モールティングス・コンサート・ホールで演奏(「ピーター・グライムズ・イ…

 <速報!> くにたちバロックアンサンブル第11回演奏会の曲目が一部決定

今日は七夕で、くにたちバロックアンサンブル第11回演奏会へ向けての選曲大会2日目。ヴィヴァルディを6曲弾いてみて、前回試演した曲と合わせとりあえず下記4曲が決定。 ヘレンダール/グランド・コンチェルト ニ長調 作品3-5 ヴィヴァルディ/協奏曲集「調…

 トスカニーニが奏でるジェミニアーニの響き

くにたちバロックアンサンブルの選曲大会が始まっている関係で、楽譜やらCDやらを漁っている。この頃は楽譜をネットで入手できることも多く、昨日の初見大会で試演したリュリ「プシシェ」などはスコアとパート譜をIMSPで見つけてダウンロードした。楽譜を注…

 日々雑感

先々週から、某ウェブ・コンテンツ更新へ向けて怒濤の日々。初日から過酷なメールのやりとりを受けまくります。職場から帰りたい、帰れない。不意打ちのメール。リリースへ向けた揺るぎないスケジュール。デザインのきれいな革新的電子書籍リーダー。奈落と…

 選曲大会開始

来年の演奏会へ向けて、くにたちバロックアンサンブルの活動が再開された。まずは恒例の選曲大会からということで、本日試演してみたのはこちら。 リュリ/「プシシェ」序曲 リュリ/「アマディス」よりシャコンヌ パーセル/チャッコニー ト短調 パーセル/…

 リュリをどう演奏するか

くにたちバロックアンサンブルの反省会があった。参加者11名、そのうち男性は自分を含め3名。「ほとんど女子会ですね」とか言って楽しそうに喋ってる女子の皆様が8名。女子会なんて出たことないけど、そうだとしたら未知の世界へ足を踏み入れているんだなと…

 くにたちバロックアンサンブルとヘレンダール

あたふたとした毎日を送っていたら、いつのまにかくにバロ第10回演奏会から2週間経過。いつもなら次に演奏する曲目の目星をつけたりしているのだが、今回はその時間も取れずにいて本当にヤバい。 くにバロでは、2010年の第7回演奏会から1年に1曲のペースで、…

 ターフェルムジーク・バロック・オーケストラとプリヴァーテ・ムジケの来日公演

くにバロ第10回演奏会の会場でリハーサルの空き時間にコンサートのちらしを見ていたら、ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ(Tafelmusik Baroque Orchestra)が「風のホール」で「ガリレオ・プロジェクト」(The Galileo Project: Music of the Sph…

 くにたちバロックアンサンブル第10回演奏会を終えて

2013年5月26日(日曜日)、三鷹市芸術文化センター「風のホール」で「くにたちバロックアンサンブル第10回演奏会」を開催しました。220名ほどのお客様が聴きに来てくださったようで、この場を借りて心より御礼申し上げます。また、たくさんの方々に演奏や運…

 NHK交響楽団第1756回定期公演

チケット売り切れとかいうから満員御礼かと思ったら、自分の両隣の席からして空席。なんだよそれ。今日のコンサートを聴けなかった人は残念だったな。いや、まじで。 第1756回 定期公演 Bプログラム〔NHK交響楽団〕http://www.nhkso.or.jp/concert/concert_d…

 ムファットの1682年

「くにたちバロックアンサンブル第10回演奏会」で演奏するゲオルク・ムファット(ムッファト)(Georg Muffat, 1653-1704)「調和の捧げもの Armonico Tributo」は1682年、つまり彼が29歳の時にザルツブルクで出版された作品である。この1682年というのは、…

 日々雑感

同僚が出張で盛岡に行ってる。そこで開催されるイベントの案内を職場のブログに掲載したところ、いいねが6個、はてブのブクマがひとつついてた。ありがたし。場末のブログだけど、少しでも役に立ってるのかな?もう少し前に掲載できればよかったのだけれど、…

 日々雑感

今朝はJRの中央線快速、山手線、京浜東北線がトリプルでトラブっていて、車内は大混雑だわ、電車はノロノロだわで大騒ぎ。これはマズイと思って大塚から都電荒川線に乗り換えたら逆に全然空いていて、のんびりと椅子に座りうたた寝をしてしまった。飛鳥山駅…

 ブリテン「ラクリメ - ダウランド歌曲の投影 Op.48a」

ベンジャミン・ブリテンはヴィオラの良き弾き手だったらしく、ヴィオラをソロとする作品をいくつも残している。ヴィオラと弦楽合奏のための「ラクリメ - ダウランド歌曲の投影 Op.48a」もそのひとつ。 [NYCP] Britten / Lachrymae Op. 48a (Kim Kashkashian,…

 ブリテン「ふたつの肖像」

いつもチェックしているブログ「Good Morning Britten」で紹介されていたベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten, 1913-1976)の習作「ふたつの肖像 Two Portraits for strings」がとても印象深かったのでメモ。 Listening to Britten – Two Portraits fo…

 日々雑感

この前までの「日々雑感」シリーズは一旦終了しました。というわけで、閑話休題。 NHK交響楽団機関誌『Philharmony』(2013年5月号)公開 くにバロ第10回演奏会の3日前、5月23日に譚盾(タン・ドゥン, Tan Dun, 1957- )の新作を聴きにNHK交響楽団の定期公演…

 ピノックとイングリッシュ・コンサートが奏でるヘレンダール「グランド・コンチェルト 変ホ長調 作品3-4」

ドイツ・グラモフォンの古楽レーベル「アルヒーフ」の記念CD“Grand Concert of Musick : English Baroque Concerti”が発売された。 このアルバムにはトレヴァー・ピノック指揮イングリッシュ・コンサートの演奏で、ヘンデルの陰に隠れがちなイギリス・バロッ…

 フィリップ・グラス「完璧なアメリカ人」

NHK BSプレミアムで放映されたフィリップ・グラス(Philip Glass, 1937- )のオペラ最新作「完璧なアメリカ人 The Perfect American」を観る機会を得た。ありがたし。 フィリップ・グラス「完璧なアメリカ人」あらすじ:やくぺん先生うわの空:So-net bloght…

 『戦後のオペラ : 1945〜2013』

戦後のオペラ : 1945〜2013 / 山田治生編著 ; 渡辺和著 東京 : 新国立劇場運営財団情報センター ; 東京 : 丸善出版 (発売), 2013.03 94p ; 26cm ISBN: 9784907223021 内容: 戦後のオペラ概説: p8-14 ; 作品索引: p93 ; 作曲家索引: p94 外部機関の所蔵データ…

 「日々雑感」の続きの続き

承前。Source: Uploaded by user via Toru on Pinterest 今回は偶然ではなく、「署名入り」とあったのを入手。

 YouTubeに観るミンコフスキとガーディナーのラモー

18世紀オーケストラの最終公演を逃して以来、ブリュッヘンが指揮したラモー・アルバムばかり聴いてる。どれも充実した内容だが、特に気に入っているのは一番最初のアルバムに収録されていた「ダルダニュス Dardanus」。なぜか?もちろん、あのエレガントなシ…

 「日々雑感」の続き

承前。 作業用に使えるものを、ということで発注した古書が到着。よーし、今度こそこれを使ってバリバリ仕事しちゃうぞ。では、さっそく表紙を開けてみるとしようか。どっこいしょ。 Source: Uploaded by user via Toru on Pinterest わ〜い、確かに何も書い…

 日々雑感

職場で「作業用に」と思い、先週ポケットマネーで古本を買って使っていた。本文の内容を確認するための作業用だから、書籍の状態もあらためずにネットで買った。「文章を読めればよい」程度の安物を物色したつもりだった。 で、昨日何気なくその本のタイトル…

 ベルリン・フィル、2013/2014シーズンのプログラムを発表

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の来シーズンのプログラムが発表になった、というので見に行ってきたんですよ。そしたら、なんか魅力的なコンサート満載で腰が抜けそうになった。これなら、すぐにでもベルリンに引っ越してもいいな(笑 Berliner Philhar…

 ブリュッヘンと18世紀オーケストラが奏でるラモーの管弦楽曲

ずいぶん昔の話になるけど、音楽雑誌の記事に「フランス[・ブリュッヘン]は本当にラモーが大好き」とあったのを記憶している。18世紀オーケストラの初来日公演プログラムにもラモーが含まれていて、狂喜乱舞してたら来日中止になってしまったのはとても残念…

 日々雑感

その1 : ジャズバンドと交響管弦楽のための協奏曲 毎夏サントリーホールで行われる「サマーフェスティバル」。今年のプログラムが発表になったので見てみたら、いきなりロルフ・リーバーマンの「ジャズバンドと交響管弦楽のための協奏曲」をやるらしい。や…

 気になる新譜

ここ数日「これは良さそうだぞ」と思えるCDやBDの新婦がいくつか出たのでメモ。 ブリュッヘン&18世紀オケ/メンデルスゾーン:交響曲3&4番〔ミヒンの最速クラシックCDインフォメーション - 2013年4月17日〕http://mihin.mie1.net/e448177.html 最後…