バシッといこうぜぃ blog

バロック音楽や弦楽合奏曲を中心にいろいろ。

 ブリテンが指揮するJ.S.バッハ「ブランデンブルク協奏曲」

「ブリテン・ザ・パフォーマー Britten The Performer」というボックスCDを入手。作曲家ベンジャミン・ブリテンが指揮者あるいはピアニストとしてデッカやBBCに残した録音を27枚のCDにまとめたもの。で、そこに含まれるJ.S.バッハの「ブランデンブルク協奏曲…

 レ・シエクルがプロムスで奏でるリュリとラモー

ジャン=バティスト・リュリ(Jean-Baptiste Lully, 1632-1687)というと「床を打ってリズムをとるための重い杖で誤って自分の足を打った」という有名なエピソードがある。映画「王は踊る Le Roi Danse」の冒頭ではそれを再現している。そこでの映像は生々し…

 日々雑感

久しぶりに新宿タワー・レコード。店舗へ向かう上りエスカレーターめがけて小泉今日子の「潮騒のメモリー」や「真っ赤な女の子」、薬師丸ひろ子の「セーラー服と機関銃」が次々に流れてくる。最上階はクラシック・フロアのはずなのに、その一角に「あまちゃ…

 「なんちゃらだより」へのちょっとしたメモ

職場の機関誌に書いた「なんちゃらだより」がネットでも読めるようになった。でも、直リンはしませーん。 http://www.shibusawa.or.jp/center/newsletter/773.html→ 魚拓のキャッシュ このブログに書いておいたネタにサイトの紹介をくっつけただけだからそれ…

 平成25年迎賓館赤坂離宮参観

四谷にある迎賓館の一般公開があるというので行ってきた。館内の撮影はNGだが外からの撮影はOKとのことで、撮ってきた写真をFlickrにまとめてみた。 平成25年迎賓館赤坂離宮参観 - a set on Flickrhttp://www.flickr.com/photos/pomz0099/sets/7215763524337…

 日々雑感

曇天、どんてん、どんてん。朝から自宅で某なんちゃらアーカイブのサイト更新、職場や協力先とメールのやりとり、向こう側ブログの掲載記事作成で、身体的にも限界。足が生まれたての鹿みたいな感じになってるかもしんない(笑。来年の演奏会の日程が決まっ…

 【超速報】 くにたちバロックアンサンブル第11回演奏会について

「ママもパパも家さいねえの」という台詞が世の中を席捲中。個人的には、そのバックにピアノ・ソロの「君に胸キュン」を静かに流すセンスに痺れておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 さて、くにたちバロックアンサンブルの次の演奏会ですが、昨日(…

 日々雑感

ノヴェロから出版されているパーセル協会版「アーサー王」のスコアがようやく到着。タイトル・ページには、1928年のデニス・アランデル(Dennis Arundell)版を、パーセル協会の監修のもと、マーガレット・ローリー(Margaret Laurie)が改訂したと書いてあ…

 業務連絡

一丁上がり。次、行ってみよう。

 パーセル「アーサー王」による自家製組曲

夏休みの宿題、その1。パーセル(Henry Purcell, 1659-1695)のセミ・オペラ「アーサー王、またはブリテンの守護者 King Arthur or The British Worthy」から弦楽合奏用に組曲を編むお仕事。楽譜をめくったり、いろんなCDを組み合わせて聴いてみたりしたあげ…

 死んでも巻かれない。

夜の12時を過ぎても“もんより”として微動だにしない空気。溶鉱炉のような炎を放つ夕日。燃える夏。焼ける魂。熱いよねっ! 仕事帰りの電車。がらんとした車内。向かいの席に座っている女性が顔の造作中。やめなはれ。と思ったら、どこからかジーという機械音…

 リュリ+リュリ+リュリ

くにたちバロックアンサンブル第11回演奏会のプログラムがだいたい決まって楽譜の準備中。リュリ、ヴィヴァルディ、ヘレンダール、パーセルというラインナップで、ヴィヴァルディとヘレンダールが合奏協奏曲、リュリとパーセルがオペラ(劇音楽)からの抜粋…

 日々雑感

タートル・アイランド・クァルテット あるブログで若き日のタートル・アイランド・ストリング・クァルテットのライヴを紹介していて、観てみたらやっぱり凄かった。ダロル・アンガー(Darol Anger)のヴァイオリンもぶっ飛んでるけど、マーク・サマー(Mark …

 パーセル「アーサー王」組曲

あ〜、さぁ〜?おーっ! 昨日の午前中は、くにバロの「選曲大会」3回目ということでヘンデル「ロドリーゴ」序曲とパーセル「アーサー王」組曲を試演。やってみるとパーセルの出来が断然良く、あえなくヘンデルは敗退。あとで考えると、パーセルの方が時代的…

 ヘンデル「ロドリーゴ」序曲

うちの職場は土曜が出勤日なので、ただ今、三連休の最終日。奈落と呼ばれるPCのとなりに机を出して、くにバロで使う楽譜の作成中なのだよ。いつものように、小節番号のついてないヘレンダールのパート譜には小節数を書き込み、フレーズの切れ目やらアーティ…

 ベンジャミン・ブリテンいろいろ

今年(2013年)が生誕100年となるベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten, 1913-1976)。オールドバラ音楽祭では、彼の代表作であるオペラ「ピーター・グライムズ」をスネイプ・モールティングス・コンサート・ホールで演奏(「ピーター・グライムズ・イ…

 <速報!> くにたちバロックアンサンブル第11回演奏会の曲目が一部決定

今日は七夕で、くにたちバロックアンサンブル第11回演奏会へ向けての選曲大会2日目。ヴィヴァルディを6曲弾いてみて、前回試演した曲と合わせとりあえず下記4曲が決定。 ヘレンダール/グランド・コンチェルト ニ長調 作品3-5 ヴィヴァルディ/協奏曲集「調…

 トスカニーニが奏でるジェミニアーニの響き

くにたちバロックアンサンブルの選曲大会が始まっている関係で、楽譜やらCDやらを漁っている。この頃は楽譜をネットで入手できることも多く、昨日の初見大会で試演したリュリ「プシシェ」などはスコアとパート譜をIMSPで見つけてダウンロードした。楽譜を注…

 日々雑感

先々週から、某ウェブ・コンテンツ更新へ向けて怒濤の日々。初日から過酷なメールのやりとりを受けまくります。職場から帰りたい、帰れない。不意打ちのメール。リリースへ向けた揺るぎないスケジュール。デザインのきれいな革新的電子書籍リーダー。奈落と…

 選曲大会開始

来年の演奏会へ向けて、くにたちバロックアンサンブルの活動が再開された。まずは恒例の選曲大会からということで、本日試演してみたのはこちら。 リュリ/「プシシェ」序曲 リュリ/「アマディス」よりシャコンヌ パーセル/チャッコニー ト短調 パーセル/…

 リュリをどう演奏するか

くにたちバロックアンサンブルの反省会があった。参加者11名、そのうち男性は自分を含め3名。「ほとんど女子会ですね」とか言って楽しそうに喋ってる女子の皆様が8名。女子会なんて出たことないけど、そうだとしたら未知の世界へ足を踏み入れているんだなと…

 くにたちバロックアンサンブルとヘレンダール

あたふたとした毎日を送っていたら、いつのまにかくにバロ第10回演奏会から2週間経過。いつもなら次に演奏する曲目の目星をつけたりしているのだが、今回はその時間も取れずにいて本当にヤバい。 くにバロでは、2010年の第7回演奏会から1年に1曲のペースで、…

 ターフェルムジーク・バロック・オーケストラとプリヴァーテ・ムジケの来日公演

くにバロ第10回演奏会の会場でリハーサルの空き時間にコンサートのちらしを見ていたら、ターフェルムジーク・バロック・オーケストラ(Tafelmusik Baroque Orchestra)が「風のホール」で「ガリレオ・プロジェクト」(The Galileo Project: Music of the Sph…

 くにたちバロックアンサンブル第10回演奏会を終えて

2013年5月26日(日曜日)、三鷹市芸術文化センター「風のホール」で「くにたちバロックアンサンブル第10回演奏会」を開催しました。220名ほどのお客様が聴きに来てくださったようで、この場を借りて心より御礼申し上げます。また、たくさんの方々に演奏や運…

 NHK交響楽団第1756回定期公演

チケット売り切れとかいうから満員御礼かと思ったら、自分の両隣の席からして空席。なんだよそれ。今日のコンサートを聴けなかった人は残念だったな。いや、まじで。 第1756回 定期公演 Bプログラム〔NHK交響楽団〕http://www.nhkso.or.jp/concert/concert_d…

 ムファットの1682年

「くにたちバロックアンサンブル第10回演奏会」で演奏するゲオルク・ムファット(ムッファト)(Georg Muffat, 1653-1704)「調和の捧げもの Armonico Tributo」は1682年、つまり彼が29歳の時にザルツブルクで出版された作品である。この1682年というのは、…

 日々雑感

同僚が出張で盛岡に行ってる。そこで開催されるイベントの案内を職場のブログに掲載したところ、いいねが6個、はてブのブクマがひとつついてた。ありがたし。場末のブログだけど、少しでも役に立ってるのかな?もう少し前に掲載できればよかったのだけれど、…

 日々雑感

今朝はJRの中央線快速、山手線、京浜東北線がトリプルでトラブっていて、車内は大混雑だわ、電車はノロノロだわで大騒ぎ。これはマズイと思って大塚から都電荒川線に乗り換えたら逆に全然空いていて、のんびりと椅子に座りうたた寝をしてしまった。飛鳥山駅…

 ブリテン「ラクリメ - ダウランド歌曲の投影 Op.48a」

ベンジャミン・ブリテンはヴィオラの良き弾き手だったらしく、ヴィオラをソロとする作品をいくつも残している。ヴィオラと弦楽合奏のための「ラクリメ - ダウランド歌曲の投影 Op.48a」もそのひとつ。 [NYCP] Britten / Lachrymae Op. 48a (Kim Kashkashian,…

 ブリテン「ふたつの肖像」

いつもチェックしているブログ「Good Morning Britten」で紹介されていたベンジャミン・ブリテン(Benjamin Britten, 1913-1976)の習作「ふたつの肖像 Two Portraits for strings」がとても印象深かったのでメモ。 Listening to Britten – Two Portraits fo…